原発通信166号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 166号 

2012/03/08発行

東北をダシにしていませんか?
東北を応援だというが相変わらずの箱モノです

NHK 週刊ニュース深読み「オリンピックでニッポン復活?どうなる“東京五輪”」
2012年 3月 3日(土)放送

 解説者としてスポーツライターの玉木正之と早大スポーツ科学学術院教授(ずいぶん物々しい名称です)だという友添秀則という人が出ていました。まあ、私にとってはどうでもいいことなのですが、やけに盛り上がって、長い時間、ああでもない、こうでもない、スポーツってホントにすばらしいですね…みたいな感じで盛り上がっていました。

 被災地応援、東北復興のためにもオリンピックをというのですが、取ってつけたような理由です。早稲田の友添某にいたっては(テロップによると経済効果に精通とか)、何のことはないスタジアムや競技場をこさえてという箱モノ話でした。これで、経済効果に精通…、まあ、理屈と膏薬はなんにでもつく、理屈は貨車で後からやってくるの例え通りという中身でした。

 私の祖父が仙台出身、連れ合いが秋田と東北にモトがあるような私ですが、こういう話を聞くとついつむじを曲げたくなってしまいます。戊辰戦争、東北を安価な労働力供給基地としての経済成長と並べたらきりがありません。そもそも目移りしやすい日本人、よしんばなったとしても、まだまだ先、覚えているでしょうか。まだ1年もたっていないのに、過去のような雰囲気なのに。

 先日、NHKラジオ・ラジオ深夜便で、岩手県大船渡市の医師・山浦玄嗣さんが「魂までは流されなかった」というコーナーのなかで、阪神淡路大震災の3週前の1994年12 月28日に三陸はるか沖地震が発生、津波警報が発令され、番組が吹っ飛び、繰り返し津波警報が流されていた時、大阪、神戸から大阪のNHKには「三陸なんてそんな遠くの話、関係ない」「番組を再開しろ」との電話が殺到したと話していました。それから、3週間後、あの地震が彼らに襲いかかったのです。そんな東北ですが、真っ先に現地に入ったのは岩手の医師会スタッフだったとも言っていました。今回は西からすぐに駆けつけてくれましたがと。山浦さん、カトリックで聖書をケセン語(気仙沼地方の方言)に「翻訳」した方です。
             *
 ここ毎日、放送されている「NHKスペシャル 3.11 あの日から1年」を見ています。歳のせいか、涙もろくなり見ていると涙が出てきます。その番組のなかでの三陸の人の言葉が忘れられません。「きれいにして次世代へ引き渡したい」と言うのです。それに比べ、原発マフィア、政府のいい加減な、自分勝手なことといったら…。放射能で汚しても、無主物だと言ったり、次の記事にあるように「東大の先生が『風邪をひかないのになぜ心配するんだ』と口をはさむ」ような状況です。

特集ワイド:3・11から1年、東京で 歩いた。そして考えた
◇今こそ変わるとき 「ムラ」周辺から相次ぐ批判

毎日新聞 2012年3月7日 東京夕刊

【「私が、知らない人に突然コップの水をひっかけたら、かけられた人が風邪ひくかどうかで論争しますか。かけられた人は怒る、不当な行為だからです。そのまわりで東大の先生が『風邪をひかないのになぜ心配するんだ』と口をはさむ。どう思います?」
東京電力が膨大な放射性物質を広範囲にばらまいた。住民が怒るのは当然であり、健康影響が分からないなか、影響はないという学者たちもおかしいと指摘する。「原子力を推進する研究者の情報を受けて、子供を持つ両親が何も対応せず、万が一子供が20~30代でがんになった場合、その親子はものすごく後悔することになる。政府や社会が責任をとらず、被害者だけが責任をとらされる。その構造が一番の問題なのです」】

 まったくその通りです。山下俊一、中川恵一両センセイをはじめ「大丈夫、大丈夫、くよくよする方が体に悪い」などと言っている原子力マフィア、またはそのサポーター連中は「風邪をひかないのになぜ心配するんだ」と言っているのです。

 それにしても、安斎育郎・立命館大学名誉教授の講演の主催者である「東大工学部教職員組合に取材を申し込んだが、『大学の好意で場所を借りているので』とやんわりと断られた」とあります。ここまで「不自由」になってしまっているのかと。私服警察官が構内に入っただけで「学問の自由が侵された」と異議申し立てしていた時代もありました。主催も学生自治会、団体が行うのではなく、「教職員組合」です。東大の学生さんたちはいったい何を考え、何を思っているのでしょうか。他者に思いを寄せる、共感することも出来ない若者ならば、希望を持つことはできないでしょう。どうであれ、東京大学が日本を引っ張っていく人材供給機関であることは今も昔も変わらないわけですから。ただ、3.11以降思うのは、彼らが地獄へ行くのは結構だが、“周りの人々”までは道連れにしてほしくないということです。

 「原発の未来を憂う」前に、人々、世界に目を向け、その未来を憂いてほしいものです。でも、そんなのないものねだりなのでしょうか。
(今日、8日付「ザ。特集」は沢田研二さんなのですが、いいこと言っています。次号で紹介します)

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<スイス>原発に稼働停止命令 福島第1と同型 行政裁判所

毎日新聞 3月8日(木)10時23分配信

 推進派の巻き返しが激しいというスイスですが、停止命令判決です。
【スイス連邦行政裁判所は7日、福島第1原発と同型のミューレベルク原発の安全性に問題があるとする反原発団体などの訴えを認め、2013年6月までに稼働を停止するよう命じる判決を出した。原発運営会社のベルン州電力(BWK)は、判決を不服として連邦最高裁判所に上告するとみられる】

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東日本大震災1年:
福島県の現状 産業なお壊滅状態 放射線が復興阻む

毎日新聞 2012年3月5日

 この間の被災地域の現状です。図式化されているので、資料として残しておく。

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佐賀・玄海原発:1号機圧力容器「健全」記述を削除

毎日新聞 2012年3月7日 東京朝刊

【経済産業省原子力安全・保安院は6日に開いた原発の老朽化に関する専門家の意見聴取会で、前回示した九州電力玄海原発1号機(佐賀県玄海町)の原子炉圧力容器を健全とする記述を資料から削除した。保安院は「前回の見解を取り消したわけではない」としているが、委員からは圧力容器がもろくなっている可能性を示すデータの評価方法などに異論が出ている。】

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福島原発の汚染水、依然流出か 海のセシウム濃度下がらず

2012/03/06 19:21 【共同通信】

【東電福島第1原発周辺の海で放射性セシウムの濃度の下がり方が遅いとの分析結果を、気象研究所の青山道夫主任研究官らが6日までにまとめた。事故で発生した高濃度の放射性物質を含む汚染水が、見えない部分から漏れ続けている可能性があるという】
 当然というか、考えられていることですから、想定内です。

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東京電力:株主、5.5兆円請求 代表訴訟、経営陣27人相手取り

毎日新聞 2012年3月6日 東京朝刊

【事故当時の役員18人のほか、文部科学省が三陸沖でマグニチュード(M)8クラスの地震が起きるとの長期評価を公表した02年7月以降の社長、会長、原発担当の役員が対象】
「株主代表訴訟は93年の商法改正で一律8200円(現在1万3000円)と定められた」ため、定額で訴訟を起こせるようになっているとのことです。本紙では、過去の訴訟に判決結果が表として出ていましたが、減額されているとはいえ、百億円単位の判決も出ています。が、それ、きっと払えたのでしょうね。

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宮城・丸森の原木シイタケから基準超すセシウム

河北新報 2012年03月08日木曜日

【宮城県は7日、丸森町で露地栽培された原木シイタケから国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)の3倍を超える1600ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。この原木シイタケは、出荷されていない】

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福島原発4号機 プールのヒビ割れだけでも人類史上最悪の事態に

週刊朝日 2012年3月16日号

アーニー・ガンダーセン氏と広瀬隆氏が対談で福島第一原発4号機の危機的状況を指摘

(要旨)
ガンダーセン:核燃料プールで不慮の臨界が起こったと考えるのが自然です。
4号機の核燃料プールは、今も日本列島を物理的に分断するほどの力を持っています。震災時、このプールには炉心数個分もの使用済み核燃料が入っていたのです。大気圏内で行われた過去の核実験で放出された総量に匹敵するほどの、放射性セシウムが眠っています。
広瀬:しかも、おそろしいことに、核燃料プールは遮蔽されていません。
ガンダーセン:冷却できなくなると、温度が上がって燃料棒の鞘であるジルコニウム合金が発火するのです。こうなると、もはや水では消火できない。核燃料が大気中で燃えるという、人類のだれも経験したことはない、おそろしい状況になるのです。
科学にとって未知の大惨事になります。

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アーニー・ガンダーセン氏 「フクシマ事故の影響で100万人はがんが増える」

(要旨)
ガンダーセン:私の試算では将来的に少なくともフクシマ事故の影響で100万人はがんが増えます。
ガンダーセン:(広瀬の日本が事故を起こしてしまったことを謝罪して)いえ、いえ。米国が日本に売った原発ですから。日本で、子どもの乳歯を集めてみるのはどうでしょうか。ストロンチウムはカルシウムと置き換わって骨や歯に蓄積します。
広瀬:同感で、私も歯科医の方に呼び掛けたのですが、最近は法律上、本人の許可が必要で、難しいようです。核実験が行われた冷戦時代は、乳歯を集めて解析しました。東日本ではもうすぐ雪が溶けて、地表の放射性物質が大量に川に流れ出し、河口地帯から汚染が広がっていくと思います。
ガンダーセン:その通りです。魚が汚染し、海底にも堆積するでしょう。人への影響でいうと、疫学的には、子どもは放射性物質に対する感受性が強い。また女子は男子の2倍と言われています。それだけ、がんにかかりやすいといえます。

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「東電の会見は、マスコミをあしらっているだけだった」

週刊朝日 2012年3月16日号

(要旨)
【東電本社はメルトダウンしているという前提で、こうした資料を作成しているというのだ。だが、記者会見では、東電も保安院もメルトダウンを認めていない。あの会見はなんなのか。
 最高幹部は、そんな疑問を見透かすかのように、こう続けた。
「私も当初、本店は本気で『メルトダウンしていない』と思っているのではないかと心配していた。しかし、このシミュレーションが届いたので、ある意味、『本店も正常だ』と思った。しかし、それを外部に公表するのかといえば、そう一筋縄ではいかない」
「会見をよく聞けばわかりますが、ウソではない。ごまかし、すりかえ、はぐらかし......。いいようにマスコミをあしらっているという感じがします。その資料は1号機のものですが、実はこのシミュレーションは、2~4号機もあります」】

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時論公論 「復興から一年 福島 揺れるコメ産地」

NHK-TV 2012年03月02日 (金)
合瀬 宏毅 解説委員

 福島での来年度の差コメの作付をめぐって様々言われていますが、合瀬さんが言うように「問題は、新基準値を超えるコメが流通しない対策をとれるか」なのです。合瀬さんは言います。(以下、長いが引用)

【「セシウムを全国にばら撒くな」という心ないメールがたくさん来ているといいます。しかし忘れてはならないのは福島の人は事故の被害者だということです。しかも農業は土と共にある産業ですから、逃げられません。
 食の安全を守りながら、福島の復興を支えていくためにはどうすればいいのか、私は地元、国、消費者がそれぞれに果たすべき役割があると思います。
 まずは市町村での徹底した検査です。収穫したコメの管理をきちんとし、時間をかけても全袋検査を行い、検査をすり抜けたコメが市場に出ない体制を取ることが必要です。そして検査済みなどの表示をすることも検討すべきだと思います。
 土壌の研究をすすめることも重要です。今回高い放射性セシウムが見つかった土壌から値の低いコメがとれたり、低い土壌から高い値のコメが見つかったり、土とコメとの関連がはっきりしていません。今年作付けを行うのなら、水田一枚ごとにとれたコメの濃度を調べ、データベース化して今後に活かすことが必要でしょう。
 国のバックアップも重要です。今回国は、農地の除染や全袋調査は自治体主体でやるべきだとしていますが、自治体の負担が重すぎます。野田総理がいうように「福島の復興無くして日本復興無し」というならば、国が資金やノウハウ全面的に支援すべきでしょう。
 そして消費者の冷静な対応です。今回厚生労働省が決めた1キログラムあたり100ベクレルという基準は、健康への影響を考えた十分低い値です。しかも福島県は農産物ごとにかなり厳しい検査を行なっています。消費者に冷静に対応してもらうためにも、こうしたことをもっと消費者に知らせていくべきでしょう。
福島県は全国でも屈指の農業県です。農産物の被害など、最終的には東京電力が補償することになります。しかし農家にとって農産物を作って、消費者に届けることは生きるための支えにもつながっています。福島での「こころの復興」を支えるためにも、国の支援と消費者の冷静な対応が必要ではないでしょうか。】

先日の朝日新聞社説よりはよっぽど具体的でまともです。注目している解説委員の一人です。

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子ども13人尿に微量セシウム 市民団体、21人調査

2012/03/07 18:49【共同通信】

 東京電力福島第1原発事故の影響を調査している市民団体「福島老朽原発を考える会」は7日、岩手、宮城、福島、千葉県の子ども21人の尿を調べ、13人から微量の放射性セシウムを検出したと発表した。うち昨年にも調査した岩手県一関市の女児(4)と福島市の男子高校生(17)は、濃度が前回の5分の1から5分の2に下がった。
 同会は「汚染の心配が少ない食材を選んだことが低下の理由とみられる。継続的な調査が必要だ」としている。

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おおい町議会:原発問題で統一見解 /福井

毎日新聞 3月7日(水)15時31分配信

【見解は、福島第1原発事故を受け、立地自治体として安全性に妥協のない対策の確立を国に求めるとし、併せて長期にわたる原発停止の可能性を指摘し、原発をよりどころとしてきた地域経済と自治体財政への救済措置を国に求めている。 その上で、原発の安全確保策として、国が一元管理責任を遂行することや、福島の事故の知見を反映した安全基準の提示、避難道路の多重化など5項目を示した。さらに稼働停止中の経済・財政措置として稼働の有無に影響されない財政支援や稼働停止で停滞する地域経済の救済を挙げている。】

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令