原発通信 226号2012/06/04発行
大飯原発再稼働反対!の連日抗議行動 ▶6.8緊急!原発再稼動許すな!首相官邸前抗議 【日時】6/8(金) 18~20時予定 ▶6.9大飯原発再稼働反対!首相官邸抗議ウォーク 【日時】6/9(土) 17時30分 18時にアクション開始 ▶大飯原発再稼動反対 福井現地集会が6月17日(日)開催されます。 (バスツアーについては下記) *その他、今後の抗議行動等も下記に。
▶鹿児島県知事選に勝利しよう! 「原発のない鹿児島をつくる会」代表の向原祥隆氏が正式に出馬表明 ■本号の寄稿・転載 ▶ドイツ通信第17回 シュトゥットガルトにおける鉄道地下化問題における住民投票 「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で 野田政権による、何の根拠もない「総理大臣として、私の責任」で大飯原発再稼働が着々と画策される状況下、新宿中央公園に約800名の市民が集まり、石原都知事に32万余の原発住民投票実施を求める声を聴けと新宿西口、都庁前をデモ行進しました。私たちも15名ほどの仲間とともに参加しました。参加された市民のなかからは、大飯原発再稼働という緊急の課題もあり、「再稼働反対」「脱原発を」とのコールが巻き起こっていました。 ![]() 菅前首相や、橋下大阪市長が、原発問題を総選挙で問おうといっていますが、注意しなければならないのは、現行の選挙制度=選挙区制のもとでは多くの「死票」が出るということです。総票数と議席数は必ずしも比例していないということはご存じのとおりです。また、いかに原発を争点に据えるといっても、さまざまな政治課題があるなかで、争点がぼかされることは自明の理です。そもそも、一つの課題で総選挙ということ自体、危険性があると思っています。2005年の小泉純一郎による「郵政選挙」が思い出されるでしょう。原発問題が利益誘導や党利党略に利用されることさえあります。そのことは最低限確認しておきたいことです。 やはり、一人ひとりの国民が責任をもって原発の是非に意志を示す住民投票・国民投票が別個に必要です。総選挙を「国民投票の代わり」にしてはだめなのです。 ▼げんぱつYES/NO パレード 今、未来をかえようデモを報じる東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012060402000109.html ▼5日から始まる都議会に傍聴を 詳しくは下記サイトへ。 http://tomintohyo.blog.fc2.com/
6月2日夕刻、 大飯原発再稼動反対の市民3000人が官邸前で抗議 【官邸前の抗議行動を呼びかけたのは、反原発首都圏連合。午後6時から仕事帰りを終えた人が続々と集まり、思い思いのプラカードを持ち寄って「再稼働反対」と訴えた】とのことです。 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=n33z0SfoGUs 細野担当相、いつから「原発再稼働」担当相になったのか! ▶<大飯原発>細野担当相、福井知事と4日会談 再稼働巡り 【大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働を巡り、細野豪志原発事故担当相が4日、福井県庁を訪れ、西川一誠知事と会談することが決まった】br> 【会談には、斎藤勁官房副長官、牧野聖修副経済産業相も同席する予定】 本通信223号で、覚えておこうといって再稼働関係四閣僚として、野田首相(千葉4区)、藤村官房長官(大阪7区)、枝野経産相(埼玉5区)、細野原発事故担当相(静岡5区)、仙谷由人(徳島1区)をあげておきましたが、次の2人加えて覚えていきましょう。 斎藤勁官房副長官(衆院比例南関東ブロック、元社会党)、牧野聖修副経済産業相(静岡1区、元日本新党) 菅さん、そういうのを「出し遅れの証文」というのでは。 ▶菅前首相:脱原発訴え 湖西で講演/静岡 菅前首相は、「福島の原発事故を受け、脱原発を目指す考え方に変わった」「遅くとも2025年には脱原発を実現するべきだと考えるが、衆院選、参院選までに各党が意見を出し、国民の選択に委ねたい」と。 先の国会事故調での発言もそうですが、首相の時、確固として言っていれば、賞賛されたのでしょうが、遅しです。野田の暴走を止めるツッパリにもならないでしょう。 ▶菅前首相「衆参選挙を原発国民投票に」 先にも書いたように、「衆議院と参議院の選挙を国民投票に代える」ではだめなのです。 【「来年までに実施される衆議院と参議院の選挙を原発をめぐる国民投票のような形にすべき」と訴え】たそうです。 ▶「原子力ムラ解体」へ共闘 菅氏・河野氏ら訴え 「東京都でのエネルギー地産地消の可能性」をテーマに、日本青年会議所東京ブロック協議会が主催した会議で、菅直人前首相と自民党の河野太郎衆院議員が、【太陽光発電など再生可能エネルギーの推進や、「原子力ムラ」の解体を訴えた】そうです。 河野氏: 【東京電力について「政府が資金援助しなければ、東電は賠償金と廃炉費用を払いきれない。料金値上げは破綻処理をして、銀行や株主に負担させてからだ」と主張】 菅氏: 【「破綻させるべきだとの議論は早い段階であったが、事故処理と被災者への補償責任を取らせるために『待とう』と言った」と】 ▶東電値上げに企業8万6千件が同意せず…契約なしで供給も 【東京電力が4月1日から値上げを求めている約23万5千件の企業の4割弱に当たる約8万6千件が、5月31日時点で値上げに同意していないことが2日、分かった】 【3月31日で契約が切れた顧客は約4万9千件。値上げに同意しない場合は5月23日にも電気を止める可能性があると説明していたが、現時点では延滞利息を請求せずに供給を続けている】 ▶風知草:べつの道を行こう=山田孝男 原発再稼働の前にかみしめるべき一節として、『沈黙の春』を書いたレーチェル・カーソンの言葉を引いていいます。 「私たちは、いまや分れ道にいる。(中略)どちらの道を選ぶべきか、いまさら迷うまでもない。長いあいだ旅をしてきた道は、すばらしい高速道路ですごいスピードに酔うこともできるが、私たちはだまされているのだ。その行きつく先は、禍(わざわ)いであり破滅だ。もう一つの道は、あまり人も行かないが、この分れ道を行くときにこそ、私たちの住んでいるこの地球の安全を守れる最後の唯一のチャンスがあるといえよう……」(青樹簗一訳=新潮文庫) 【近年、ネットで幅を利かせたのは「カーソンの警告によってDDTが禁止されたため、何百万人ものアフリカの人々がマラリアで死んだ」というものである。 なるほどDDTで死んだ人間はほとんどいないが、DDTは自然界に取り返しのつかない影響をもたらした。 カーソンへの批判を個別に検討してことごとく退けたアメリカの科学史家は、批判は、経済活動に対する規制を嫌う自由市場主義やイデオロギーに基づく偏見であると指摘。(楽工社昨年12月刊「世界を騙(だま)しつづける科学者たち」)】 反・脱原発、反核は生存闘争です。 ▶社説:福島子供支援法 人権と健康守るために 【避難した人や避難先から戻ろうとする人の就学、就労、住宅支援なども盛り込まれる。憲法25条は「生存権」を保障し、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を国民は有する。避難の有無にかかわらず、原発事故による被害に遭った人すべてに必要な対策をとるという姿勢は当然だ】 原発問題、核問題というのは、生存権の問題であると、私は認識しています。人のみならす、この地球に生きるものすべてにかかわる生存の問題なのです。この根本問題を忘れてはならないと思います。 またもや「東大話法規則」を駆使するDr.中川 どうでもいい桜の話が続き、そんな原稿で原稿料が入るたいそうなご身分の中川センセイです。さすがに、毎回書くのが嫌になってきたなあと思っていると、こんなことを書いています。 がれきに関して、【東北全体に対して「穢(けが)れ」のイメージを持っている】としたらとんでもないと。しかし、そういうことではないでしょう。欲したわけでもない放射能汚染を問題にしているのです。 その前の回では、「習慣的な喫煙は年2000ミリシーベルトを超える被ばくに相当」と、たばこも福島原発による放射性物質のばらまきとを同列、いや、たばこの方が20倍も(受動喫煙)多いのだと、さも原発事故は大したことないかのような書き方です。 ▶Dr.中川のがんの時代を暮らす:/40 震災がれきへの誤解 【僕が市政アドバイザーを務める佐賀県武雄市】 ▶Dr.中川のがんの時代を暮らす:/39 喫煙率低減に数値目標 【がんの原因のトップは喫煙で、ほとんどすべてのがんを増やします。男性の場合、たばこがなくなれば、がん死亡がおよそ3分の1減ります。がんで死亡するリスクは、100ミリシーベルトを超える全身放射線被ばくで増えますが、習慣的な喫煙は年2000ミリシーベルトを超える被ばくに相当します。受動喫煙でも、100ミリシーベルト近い影響を与えます。たばこを吸う人にとっては、低線量被ばくよりも喫煙の方が深刻なリスクです。 まんまと大飯原発再稼動にこぎつけた「原子力ムラ」。 ▶原子力行政健全化のため批判派は霞ヶ関、業界との「戦い方」を覚えろ! 【原発に素人の政治家が現地に常駐したところで、安全確保にはなんの関係もないのは明白だ。「万が一、事故が起きた時に万全の対応をする」などと言うなら、本末転倒もいいところではないか。二度と事故が起きてはならないのだ】 【野田が「私の責任で最終判断したい」と言うのも、法的根拠に疑問がある。原子炉規制法および電気事業法によれば、定期検査や原子炉の運転を認める権限は内閣総理大臣ではなく経済産業相にある。民主党政権は、この問題に限らず、政治判断と法的権限についての意識が低い】 【そもそも「第三者委」などというのは、不祥事が表面化した当事者が時間稼ぎに持ち出す常套手段である】 【本来なら「一部推進派だけで裏会合を開き、そこに近藤委員長自ら出席し、外に漏れてはならないはずの報告原案を配っていた」という事実だけで、委員長辞任とゼロから議論のやり直しを求めるのに十分】 【それ以外の「報告原案が修正されたかどうか」とか「会合はデータ収集のためだった」とか、新聞が大好きな細部はどうでもいい話なのだ。そんな細部に立ち入ってしまったら、相手の言い訳を延々と聞かされるはめになるだけだ】 ☆行動予定 大飯原発再稼働反対集会が福井現地で開催されるとのこと。東京からはいくつかの団体がバスツアーを組んでいます。参考までに2つ上げておきます。どちらも新宿発です。 【日時】 6月16日(土)21:00~6月17日(日)23:30 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=553 ▼経産省前テントひろばより http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=1139 ▶6.6「さようなら原発1000万人署名」第一次集約集会 【日時】6月6日(水)17:30 【場所】日比谷野音 http://sayonara-nukes.org/2012/05/0606syomei/#more-2042 ▶7・16「さようなら原発10万人集会」 【場所】代々木公園 http://sayonara-nukes.org/2012/05/0716yobikak/#more-2003 ▼寄せられた情報 都議会の傍聴を! 明日からはいよいよ都議会が始まります。 http://tomintohyo.blog.fc2.com/blog-entry-327.html (鳥羽晴美) ▼転 載 「かごしま・脱原発実行委員会」からの情報です。 東京周辺の放射線量が増えている 私の友人でテレビ局の福島ドキュメンタリーのプロデューサーと産廃業者からの情報です。 関東のホットスポットで話題になった地域では、ごみ焼却所での焼却灰の放射線量が基準値を大幅に上回っているので、これまで受け入れていた処分場に移動も出来ずに、コンクリートの箱を作りその中に閉じ込める作業が始まったそうです。 また、半年前のNHKの放送でも指摘された福島沖のヘドロの中は勿論、東京湾の荒川と江戸川河口のヘドロも以前よりも線量の値がかなり増加しているそうです。いずれマスコミで発表されるでしょうが、現在も空中に放射線を撒き散らしても東電は相も変わらず平気です。 村田先生のご指摘の正義感、責任感も倫理観もなく、生き残りをかけて電気代の値上げのみに奔走しています。 東電など各電力会社は原発平常運転時でも、海に放射線を垂れ流す際に計測されないように、セシウムなどに吸着剤を混ぜて垂れ流していたようです。 事故のない時でも、原発の近くでウミガメや魚やサメまでも異常な死骸が打ち上げられているそうです。マスコミはグルになって岩猿でいる。 もう一度政府にスピードの情報公開を迫るべきです。今、福島の空中と海に垂れ流している放射線放出量など毎日検証するべきです。 官僚言いなりの野田内閣民主党員は、いま国民が望む優先事項は後回しで、東電の生き残りや、やる必要のない増税、原発の再稼働など、国民より役人の望むことを優先して居ります。残念な事です。 ▼トンデモナイ話 内閣改造:森本氏の防衛相起用 沖縄は期待と不安 毎日新聞 2012年06月04日 12時34分(最終更新 06月04日 12時42分) 野田内閣改造で、婿殿大臣の問責決議もあり、防衛相に、森本敏・拓殖大大学院教授が任命とのこと。野田は何を考えているのかです。選挙で選ばれたわけでもない人間を防衛大臣に任命するとは。それも、よりによって、森本です。 http://mainichi.jp/select/news/20120604k0000e010188000c.html ![]() 第17回 シュトゥットガルトにおける鉄道地下化問題における住民投票 シュトゥットガルトの住民投票は、駅と路線の地下への引き込みに反対する運動でした。この計画はもうすでにCDUの政権の下で20年以上も続けられ、何度も没にされてきましたが、またぞろ引きだされてきて、今回は、権力の庇護で強引に進められようとしました。それに市民が反対運動を起こします。一昨年のことです。 計画の目的は、ヨーロッパ―パリへの乗り入れを可能にし、路線網の拡大を図ることです。そのためには駅の拡幅と路線の整備が問題 になります。それを地下に持っていくことで解決しようとするのですが、①費用が嵩張ります。予算は、年々、計画当初の数倍に膨れ上がっていきます。それを負担するのは市民 です。三世代に渡ると言われています。②駅の周りに ある森林が伐採されなければなりません。そこには多種の鳥、動物、昆虫が生息しています。③地下を掘り起こすと地下水脈が変わってきます。飲料水に影響が出てきます。④地下に駅と路線を移しても、輸送の効率性では変わりがないばかりか、むしろ過密運行になり、危険性 が増えてきます。こうした反対意見がこれまで計画を阻止してきた論拠です。 しかし、2年前にCDU-FDP政権が市民の反対を無視して計画をゴリ押しし、クレーンとブルドーザーで駅舎の解体に乗り出したのがきっかけになり、毎週、5万人近い市民が作業を中止するよう訴え、人間の鎖で阻止線を張ります。この駅舎ですが、歴史的な記念建造物に指名されています。その後、州政府は駅前にある森林の伐採に乗り出します。このときは10万~15万人の子どもから年配者までが座り込みと、伐採される木に体を縛り付けての抗議行動を取り組みます。それをめがけて警備の放水車が高圧水を吹き付け、警察の暴力的な排除活動で傷つく市民が多数出ます。この反対行動には、単に活動家、所謂左翼だけではなく、保守派の人たちも参加していることに特徴がありました。 こう書けば、政府・権力に対する市民の反乱的な構図だけが浮かび上がってきますが、この長い闘争の過程では、市民運動、民主主義、議会制度が議論され、それに加えて闘争の新しい文化が生み出されてくることになります。 ベルリン中央政府のメルケル首相(CDU)が、原発稼動時期の延長を決定した後だけに、市民の反対にあって計画を引っ込めるようなことが起きれば、ドイツのエネルギー政策にも大きな影響を及ぼしてきます。その後、フクシマ原発事故がベルリンの決定を再び覆すことになるわけですが、州政府にしてみれば、メルケルの掛け声に応えたことになります。 要は、権力の見せしめです。州政府にしてみれば、議会の決定に従っていることになります。他方、市民にすれば、計画案の問題は何一つ説得力のある説明がなされず、納得できるものではありません。野党で反対派を形成したのは「緑の党」で、SPDは賛成です。 市民反乱の後、対権力とのエスカレーションを避け、またそれ以上のけが人を出さない目的で第三者を議長に据えた調停会議がもたれます。賛成派と反対派を招いての計画案に関する議論です。その模様はライブで放映されました。 いうまでもなく、それでも結論は出ません。しかし、問題と対立点がはっきりしたのは事実です。そして、最後の手段が市民投票です。この間、フクシマの原発事故を受けて、反原発、自然環境運動がそれまで以上に高まってきていました。それに加えて市民運動を 追い風として、シュトゥットガルトの州議会選挙では「緑の党」が首相に選ばれました。 この首相は、「市民投票の結果に従う」と公言。そして結果は、ここでも予想外の大差をつけられ反対派が敗北することになります。 では、この一連の闘争は無意味に終わったのか。そうではなく、「今後、大きな政府(州及び中央)のプロジェクトでは、市民の反対意見を権力行使で無視することはできず、政府の再考を促す結果となった」とマスコミは書きます。これが社会の基本的な合意として定着することになります。
いくつかの問題点が整理できます。 1.議会の多数派決定は、民主主義のすべてではないということでしょう。市民の反対があれば、それを取り入れた決定と執行が不可欠になるということです。その反対意見と活動を保障しているのが、むしろ民主主義といえるでしょう。 2.市民側から見れば、投票が一つの民主主義活動の一環ではありますが、議会の決定に批判があるときは、自分たちの要求と意見を組織して、反対行動に取り組んでいくことが自治の一つの証になります。その意味で、民主主義には市民の積極的なかかわりと参加が求められることになります。 3.それを可能にしているのは、問題に対する深い認識です。調停会議の議論を聞いていて、反対派がむしろ説得力のある論陣を張っていたのは印象深いです。ここでもあらゆる専門領域からの結集があります。民主主義は、その意味でこうした議論を積み上げた認識に支えられているといえます。民主主義にとって教育が必要だといわれるのは、そういう意味内容だと私は考えています。 4.市民投票は、別の観点から見れば直接行動の一つであることが認められます。そこでのいろんな結集が可能になります。多数派工作とともに、別な社会の建設が可能なことを確信させる各分野の専門的な取り組みが運動と組織の裾野を広げて、行動力を培っているのがわかります。それによって10代から70~80歳代までにわたる世代の連携も可能になっているように思われます。ここにドイツの大衆運動の強さがあるように思われますが、どうでしょうか。 5.確かにハンブルグ、シュトゥットガルトの二つの市民投票では、政府反対・改革派は敗北をしました。しかし、重要なことは、闘争はまだ続いているということです。じかし、次の決起では、間違いなくもう一つ強くなって立ち現れてくることが予想されます。 | ||