原発通信310号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 310号 

2012/10/03発行

310-1003 10-11月大行動

「10.13さようなら原発集会 in 日比谷」詳細はこちら

山下俊一らが口裏合わせ。原子力委員会の「秘密会議」に続き、今度は福島県健康調査で「秘密会議」

 5月に、毎日新聞がすっぱ抜いた近藤原子力委員会委員長ら原発推進派による秘密会議。それによって「原子力大綱」が策定できなくなったことは昨日の本通信で報告しました。

 またまた毎日新聞のスクープです。10月3日付朝刊1面トップと社会面トップは「福島健康調査で秘密会 県、見解すり合わせ 本会合シナリオ作る」の見出し。健康調査検討委員会の行状も近藤ら原発推進、原子力ムラ一味とまったく同じです。許しがたいのは、福島の人々の健康=命に直結する問題を裏で操作していたという事実。それも昨日今日始まった話ではなく、事故直後から行なっていたというのですから。

 そして、その陰に、やはりいました──山下俊一です。なるほど、山下がやっていることは福島の人たち、なかんずく未来を担う子どもたちを守ることではなく、原子力マフィアのお先棒を担いで「大丈夫、大丈夫」とふれ歩くこと。「放射能でくよくよする人に放射能は来て、ニコニコ笑っている人には来ない」などと、トンデモ発言を繰り返しているのです。しかも「お金もかけずに福島は全世界に有名になった」などと、これまたトンデモ発言で福島の人たちの心を逆なでする。

 こういう人の気持ちが理解できない人間が医師免許をもって日々人を診ている、しかも公的立場でと思うと、度し難く許せません。

山下発言の迷走

▶<福島健康調査>「秘密会」で見解すり合わせ

毎日新聞 103()231分配信

【東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡り、県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたことが分かった。準備会では調査結果に対する見解をすり合わせ「がん発生と原発事故に因果関係はない」ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた】

【また、昨年7月の第3回検討委に伴って開かれた準備会では、県側が委員らに「他言なさらないように」と口止めもしていた。

 毎日新聞の取材に、県保健福祉部の担当者は準備会の存在を認めた上で「あらかじめ意見を聞き本会合をスムーズに進めたかった。秘密会合と言われても否定できず、反省している。(今後は)開催しない」と述べた。

 福島県の県民健康管理調査は全県民を対象に原発事故後の健康状態を調べる。30年にわたり継続する方針で、費用は国と東電が出資した基金で賄う】

 と、とんだ内容というより、まあ、考えられることではあります。彼ら原子力ムラ、マフィアの連中がもし正直に、正確に、ありのままを出して議論したら、とてもじゃないですが原子力の平和利用だの、原発はコストが安いだのと言う彼らのセールストークがすべてウソだということがばれてしまいます。だからこそそれがばれないようにするのは当たり前。その尻尾を掴まれてしまったということなのです。彼らから見れば「オー、ミステイク」(古い言葉ですね)なのでしょう。

▶<福島健康調査>「秘密会」出席者に口止め 配布資料も回収

毎日新聞 103()231分配信

【約30分の秘密会が終わると、県職員は「資料は置いて三々五々(検討委の)会場に向かってください」と要請。事前の「調整」が発覚するのを懸念する様子をうかがわせた。次々と部屋を後にする委員たち。「バラバラの方がいいかな」。談笑しながら1階に向かうエレベーターに乗り込み、検討委の会場である福島市内の公共施設に歩いて向かった】

【県や委員らはこうした秘密会を「準備会」と呼ぶ。】

【県側は委員らに「他言なさらないように」と口止めしていた】

 毎日新聞記者の追及、彼らとのやり取りが以下にあります。

*検討委員会名簿


▶「不安全」な部分 暴き出したい──原子力規制委員会初代委員長田中俊一氏インタビュー

毎日新聞2012年10月2日付科学面

 昨日の号でお知らせした件の記事です。「不完全性」と書きましたが、「不安全」でした。

「『不安全』な部分を暴き出したい」と、田中俊一は言いますが、いいえ、私たちが望んでいるのは、あなたたちの「不都合」な部分を暴き出すことなのです。

 田中は言います。「(原発で起こりうるリスクの確率を計算する)確率論的安全評価(PSA)などを活用し、『不安全』な部分を暴き出したい。科学技術に『リスクゼロ』はありえない」と。

 確かに正論です。しかしことは原子力・原発です。本通信304号で紹介したインタビュー記事で、民主党の平智之衆議院議員は言います。

【その技術開発は、原発においては困難です。飛行機を例にとりましょう。飛行機は推進し続けないと落ちてしまいますね。だから、推進力を失わないように技術革新を繰り返し、今のように安全性の高い乗り物になりました。その間、もちろん事故はありました。しかし試行錯誤のたまもの、「失敗は成功のもと」で技術が向上してきたのです。つまり社会はそういう失敗について悲劇ではあるけれども、許容範囲内として認めてきたのでした。墜落して多くの人が亡くなったから、飛行機という技術の開発をやめようということになりませんでした。原発も、もしかするとこれから数々の失敗を経験し試行錯誤を重ねたら、もっと安全な装置になるかもしれません。問題は、原発はそんなふうに試行錯誤ができる装置ではないことです。これまでに造られた原発は世界的にも400基ほど。試行錯誤の数としては全く足りません。もっと多くの原発を造り、もっと多くの失敗を重ねないと技術的には高まりません。しかしそんなことができないのは言うまでもありません。技術が完成するより前に、地球が放射能に汚染され人が住めなくなってしまいます。原発はまだ、そのレベルの技術なのです。なのに絶対安全と言ってきた】と。

 そう、「技術が完成するより前に、地球が放射能に汚染され人が住めなくなってしまう」のです。しかもその技術さえ、無理だろうと物理学専攻の山本義隆氏は『福島の原発事故をめぐって』のなかで書いています。

 それ以外の内容は、「特記すべき事項なし」です。 


▶今夏、大飯再稼働なくても 電力需要「乗り切れた」 広域連合検証

京都新聞 101()2249分配信

【関西広域連合は1日、今夏の電力需給実績の検証結果を発表した。一般家庭や事業所による節電効果が大きく、福井県の関西電力大飯原発3、4号機が再稼働しなくても乗り切れたとしている】

【電力使用率が95%以上になった日はなく、需給は安定していた。企業や家庭などの節電効果は2010年夏比11%減(減少量300万キロワット)で、昨年の同5%減(同130万キロワット)から倍増した】

 まさに関電、原発マフィアにとって不都合な事実です。

▶福島第1原発:「特定原子力施設」に指定へ 規制委

毎日新聞 20121002日 2033

【原子力規制委員会は2日、事故を起こした東京電力福島第1原発を「特定原子力施設」に指定する方針を固めた。指定で同原発は特別に管理されることになり、規制委が東電に廃炉までの作業の実施計画を提出するよう義務づけ、不十分であれば変更を命令できる。3日の会合で方針を決め、必要な課題を議論したうえで年内にも指定する見通し】

【電力事業者に対し、廃炉までの工程や安全対策をまとめた実施計画を提出させる。規制委が妥当性を判断。廃炉までの作業が安全に行われるよう規制委が監視】

 これまでは、そもそもこうした事態を想定していなかったので法的な整備がされていなかった。

▶原発工事再開は「自然体」=20年間は重要電源―枝野経産相

時事通信 102()1552分配信

【枝野幸男経済産業相は2日の閣議後記者会見で、2030年代に原発ゼロが可能になる場合でも「今後20年ぐらいは原発を重要電源として活用しなければ経済社会は成り立たない」との考えを示した。その上で、建設の許可を既に出した原発については、工事再開を容認することが「自然体だ」と述べた】

 こうして枝野は工事再開は当然だと認めたわけですが、「自然体」などという、わかったような、わからないような言い方せずに、はっきりと言えばいい。言えないところに、いかがわしさがあるのです。

▶<原子力の図書館>廃止 安全委→規制庁に引き継がれず

毎日新聞 102()151分配信

【「原子力の図書館」として、原子力資料を一般市民に公開していた「原子力公開資料センター」(東京・霞が関)が、運営元の旧内閣府原子力安全委員会から新しく発足した原子力規制庁に引き継がれず、廃止されていたことが分かった。再開のめどは立っておらず、資料4万ファイルは公開されないまま宙に浮いている】

【97年に開設された。インターネットでは見られない紙資料も多数保管されており、全国の原子力施設の資料を閲覧・コピーできる利点があった】

 これは意図的なものでしょう。不都合な事実があり、これまではマスコミも関心を示さず、見られることもなかったが、今後は違うと。規制庁の発足のゴタゴタのなかで隠してしまえと企んだことだと思います。しかし、こんなことやれば、より…と思うのですが、そうは思わない──大衆蔑視というか──知らせる必要があるというカテゴリーそのものが欠如しているという証明です。

▶福島第1原発:3キロ圏内の放射線量、無人ヘリで測定

毎日新聞 20121002日 12228

【同圏内では、地上での車や人による「点や線的」な測定は行われていたが、上空からの「面的」測定は初めて。放射線量を詳細に把握し、線量分布図を作製する】

 対策、対応を決めるには実態を調べる必要があるわけですが、そんなこともできないくらい高線量=汚染地帯だということ。ならば、大丈夫と言っている東大の田中知、大橋忠弘らを「調査隊」にして現地調査させればいいだけです。率先していけば大したもんですが、しないでしょうね…。


▶特集ワイド:今こそ読み返したい、小林秀雄 科学に負けてはいけない

毎日新聞 20121002日 東京夕刊

【<だんだん嫌な感じが強くなった><どうも現代の科学魂というものには、邪悪を誘う何かがあるように思えます><人間は自分の発明した技術に対して復讐(ふくしゅう)されない自信があるかどうか。それほど強いでしょうか、人間という奴は>】と、小林秀雄は1948年に湯川秀樹との対談で言ったそうです。

「小林秀雄の昭和」を著した文芸評論家、神山睦美さんによると、【「当時、これを語る日本人は小林ぐらいだった。ハンナ・アレントやヤスパースらドイツ出身の哲学者、フランスのサルトルたちは『人類にとっての大問題』ととらえたが、日本の知識人は平和論や戦争責任を語るだけだった」】とも。

【湯川が、太陽熱も原子力だと力説し「そうひどいことでもない」と反論すると、こう応じる。<高度に発達する技術に(略)何億年と変わらない人間が対立する、何かおかしなことが起るような気がするのです(略)目的を定めるのはぼくらの精神だ。精神とは要するに道義心だ。それ以外に、ぼくらが発明した技術に対抗する力がない>】

 神山さんは吉本隆明についても言います。

【「科学はどこまでも進み、文学はまったく逆の方角に向かうと考え、深くは詰めなかった」】と。

 橋下徹大阪市長について、本記事を書いた藤原章生記者は小林の『考えるヒント』の「ヒットラーと悪魔」という文章を引きます。

【<大衆はみんな嘘つきだ。が、小さな嘘しかつけないから、お互いに小さな嘘には警戒心が強いだけだ(略)彼等に恥かしくて、とてもつく勇気のないような大嘘を、彼等が真に受けるのは、極く自然な道理である。大政治家の狙いは其処にある><嘘だとばれたとしても、それは人々の心に必ず強い印象を残す。(略)大衆が、信じられぬほどの健忘症である事も忘れてはならない。プロパガンダというものは、何度も何度も繰り返さねばならぬ。それも、紋切型の文句で……但(ただ)し、大衆の眼を、特定の敵に集中させて置いての上でだ>】と、ナチ宣伝相だったゲッペルスを引いて書いています。

 細谷博南山大教授は、言います。

【「我々こそが邪悪だという見方は今も通じる」と言う。メディアは独裁批判に向かうが、「01年の小泉旋風も我々が生み出したもので、橋下旋風もその繰り返しだと思う。彼がすぐにかーっとなるところに人が引きつけられるのが怖いですね」】

 最後に、先の神山さんです。

【「東京都による購入を打ち出して尖閣問題に火をつけた石原慎太郎知事の姿勢は、小林の思想とは程遠い。石原氏は小林を尊敬しているはずなんですが」と】


▼原子力ムラ 今日の「No problem!」

▶福島第1原発:換気用モーターから白煙

毎日新聞 20121002日 1957

【東電によると、煙が上がったのは、汚染水の処理で出た高濃度放射性廃棄物から生じる水素ガスを施設から排気するためのポンプ。2日午前9時40分ごろ、作業現場に向かう作業員が煙を発見、モーターの電源を切ると煙は止まった。東電は消防に通報し、けが人はなかった。敷地内の放射線量にも影響はなかった】

▼どうでも“よくはなくはない”話

▶経団連、自民との会談を優先 重要法案成立や日中関係改善を要請へ

産経新聞 103()853分配信

【経団連と自民党が9日に政策対話をすることが3日までに明らかになった。自民側の申し入れに応じ、米倉弘昌会長ら幹部が安倍晋三総裁ら新執行部と日中関係やエネルギー政策など直面する課題をめぐり意見を交わす。民主党の新執行部や新閣僚との対話は10月下旬以降になる見通し。与野党が新体制となる中、野党幹部との会談を経団連が優先するのは異例】

 次期政権は自民党と「確信」したということなのでしょう。どっちでもいいのです。金儲けができれば。それを「現実主義」「現実的」などと称しているだけですから。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令