原発通信359号

原発通信原発は命の問題だ!

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更新 2013-01-07

「原発通信」は2013年1月からサイトURLが下記に変更になりました。
最新号は http://www.genpatsu-tsushin.com/2013/でどうぞ。

原発通信 359号 

2012/12/18発行

359-1218


原発の真下に「活断層」! 今度は東通原発
規制委員会は、即刻「敦賀原発」廃炉を決定せよ!


小出裕章さんの生き方と、東京電力原子力ムラのサラリーマン的生き方

 今日の通信では、福島第一原発事故後、マスコミやネットにたびたび登場し、意見を言われている京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんの原子力との出会い、そして学び、女川の人たちとの出会いのなかで原子力は危険、「原子力は間違い やめるしかない」と決意に至った過程を取材した東京新聞記事の紹介と、NHKTVクローズアップ現代「東京電力 瀬戸際の内部改革」(12月13日放送)で取材されている東京電力内部の検証について紹介したいと思います。

 人とは、社会とはという問題にしっかり向き合った生き方をしてきた人。一方、カネ、効率のみの世界に身を置き、無駄と思ったことを考えもせずただ足切りと称して埒外においてきた連中の生き様──対照的です。新聞にある小出さんの笑い顔と、東電幹部連中の薄ら笑い──人となりが出てくるものだとあらためて思いました。 

“なぜ私たちは原発を安全と言うようになったか”

 映画『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』(本通信322、325号で紹介)ではないですが、肝心の“なぜ私たちは原発を安全と言うようになったか”に関しては、そう目新しいものはなくというか、まあ、そんなものでしょうと想像がつく中身です。ヤラセかどうかはわかりませんが、社内のやり取り等、そして松本純一クンのテレビカメラの前ではない姿、過酷事故を想定しての漫画チックなシーンなどが出てきます。それにつけても事故で住み慣れた家を追われ、仮設等で暮らしている方々に比べ、立派な部屋での会議です。その一方で、事故対策費を削っているといいます。

 そういえば、15日の集会、デモで福島から来られたという方が、デモが東電本店前に差し掛かったとき、東電へ向け、「この一等地の本店を処分して福島へ」と訴えていました。ところで、何が「瀬戸際」なのか、存亡の危機? 使い古されています。いや、その意味でいえば、北朝鮮と同じなのかもしれません。「俺たちを潰していいのか」と…。


▶安全性再検討に手応え 福島閣僚会議閉幕

福島民報 12月18日(火)9時24分配信

【国際原子力機関(IAEA)のデニス・フローリー事務次長は「福島の事故で得た教訓を共有し、原子力安全強化のための国際的取り組みの進展を確認することができた。原子力の安全を再確認する場となった」と】

 この記事だけでは何が何だかわかりませんが、「原子力の安全を再確認する場となった」という意味はどういう意味なのでしょうか。

▶福島新生へ提言 元福島第一原発副所長の増田さん

福島民報 12月18日(火)9時30分配信

【増田さんは京都大法学部卒。30代から50代まで東電と県をつなぐ仕事も務めた。山伏姿で「原発事故は私たちの大罪。私たちがこのような部下を育てた結果で、申し訳ございません」と深々と頭を下げた。昨年4月、低レベル放射性物質を含む水を、世話になった地元に無断で海に放出したことが許せないという】

【講演では「広島の原爆ドームのように原発を世界遺産として、『負』の遺産を『正』に換えたい。研究データがない低レベル放射線の影響、除染や品種改良の世界的な研究を福島医大、福島大で進めてほしい」と述べた】

 この人も原子力分野の人ではなく、事務方から上がってきた人なのでしょう。悔恨しすぎてもしすぎることはないとの思いなのでしょう。当然です。

▶双葉町長:町議会の辞職要求を拒否

毎日新聞 2012年12月18日 03時04分

【井戸川克隆町長は17日、辞職を求める要求書を提出した町議会に対し、「引き続き職務を全うしたい」と拒否する考えを伝えた】

▶人が集まらない 福島「収束宣言」から1年 原発作業暗転

東京新聞 2012年12月18日 07時02分

【一年前の十二月十六日、政府が突然、東京電力福島第一原発の「事故収束」を宣言した。被ばく線量が高い作業が今後増えるにもかかわらず、宣言を境に危険手当の打ち切りや給料カットが相次ぎ、作業員の待遇が悪化。最近では作業員が集まらなくなっている】

【東電が福島第一でもコスト削減に躍起になり、そのしわ寄せは下請けに行く。別の下請け会社の社長は、上位の会社から給与の引き下げを言われ、「従業員の社会保険も払えないぐらい会社はぎりぎり。これ以上下がったらやっていけない」と嘆いた】

【今後、福島第一では建屋内の被ばく線量が高い作業が増える。作業員の「五年で一〇〇ミリシーベルト」の線量限度を守るには、特定の人が被ばくしないよう、ローテーションできる人数が必要になる】

【東電は、今後は必要とされる作業員数が減り、事故後に福島第一で働く従事者登録した人が延べ約二万四千人いるとして、作業員は足りると強調する】

【福島第一で長年働いてきたベテラン作業員は、総選挙を受け「宣言後、労働環境が悪くなった。(新政権は)福島第一で働く人間のことを忘れず、収束作業が進むように現場をバックアップしてほしい」と】

 自民党政権になり、またぞろ竹中の影がちらついています。「改革なくして成長なし」のお題目で行われた「構造改革」「コスト削減」、「努力した人が報われる」──その行きついた先は…。いまさらいうこともありません。東電、福島第一原発でもコスト削減に躍起とか。削るところと、手当てしなければならないところ、彼らには区別できないでしょう。「どうせ、俺がやるんじゃない」と思っている連中がする仕事ですから。

 でも、その結果が待ち受けているものは…。その責任も今回の選挙で…に投票した人たちだけが負うのならいいのですが、そういかないところに問題があります。


▶衆院選:脱原発勢力の結集を目指す…東海・鈴木望氏

毎日新聞 2012年12月17日 11時45分

【比例東海ブロックで復活当選した日本維新の会新人で前磐田市長の鈴木望氏(63)は17日午前、超党派の議員連盟を通じ脱原発勢力の結集を目指す考えを明らかにした。復活当選後、「脱原発をめざす首長会議」世話人の三上元(はじめ)・静岡県湖西市長から「国会でも脱原発を訴えてほしい」と電話で励まされたという】

 維新の会、さて、どこへ向かうのでしょうか。

▶衆院選:安倍政権でどうなる:原発立地自治体/普天間移設/霞が関の官僚

毎日新聞 2012年12月18日

◆上関

【上関町の柏原重海町長は17日に記者会見し、「民主党の政策はコロコロ変わったため、安定政権を望みたい。新エネルギー計画の中で上関原発がどう位置づけられるかだ」と自民政権を注視する姿勢】

【建設推進派の古泉直紀・上関町まちづくり連絡協議会事務局長は「しっかり議論した上で、安心安全な原発を造ってもらいたい」と期待】

【反対派の上関原発を建てさせない祝島島民の会の山戸孝事務局次長は「自民党の大勝と原発推進はイコールではない。民意は原発ゼロに向かっていくと思うし、そうあるべきだ」とくぎを刺した】

【山本繁太郎知事は取材に対し、建設に必要な公有水面の埋め立て免許の延長について「国のエネルギー政策の樹立には時間がかかる。方針は変わらない」と述べ、中電の申請を却下する考えを改めて示した】

◆川内

【岩切秀雄市長は、「全原発の再稼働の可否を3年以内に結論」とする自民の公約について「高い安全基準をクリアした原発は3年といわず稼働すべきだ」と期待感】

【市民団体「川内原発建設反対連絡協議会」の鳥原良子会長は「自民政権が原発を推進するのではと危惧している。新しい自民党というのであれば、原発に頼らないエネルギー政策を望んでいる住民の意見をくんでほしい」と】

◆玄海

【玄海町の岸本英雄町長も「判断が3年以上もかかれば、町は財政的にも疲弊してしまう。3年以内といわずに、すぐにでも安全を確認し再稼働してもらいたい」と切望】

【反原発団体「プルサーマルと佐賀県の100年を考える会」の野中宏樹共同代表は「原子力政策を推進してきたのが自民党。自民党は『原発ゼロ』とは一言も言っていない。3・11以前に逆戻りするのではないか」と危機感】

▶安倍総裁:「夫に届かない声拾いたい」妻・昭恵さんに聞く

毎日新聞 2012年12月17日 22時15分

【 ──原発問題についてはどう考えるか。

 福島で避難している方たちとお話ししましたが、原発がまたこうなるなら造るべきではない。日本の技術があれば(新エネルギーに)移行していけると思います。

 ──国防軍や集団的自衛権についての安倍さんの発言に不安を覚える人もいる。

 国防軍をすぐに戦争に結びつけるのは安易。ただ、不安に思う人たちの気持ちも酌んでいかなくてはいけないと思います】

 ──だそうです。「原発がまたこうなるなら造るべきではない」などと、「条件」を付けていますが、何の意味もありません。なりうるのですから。

▶記者の目・福井:一貫性に欠けた公約、理念 問われる約束の履行/福井

毎日新聞 2012年12月17日 地方版

【民主は「30年代原発稼働ゼロ」、自民は「原子力に依存しなくてもよい経済・社会の確立」を掲げた。だが、原発を抱える3区ではこれらの公約は影を潜め、両党に共通する「安全が確認された原発は稼働する」という主張が強調された。候補者らは公約の都合の良い部分を切り取り、有権者に示した】

【農業県の福井では反対が根強いTPP(環太平洋パートナーシップ協定)も同様だった。自民は公約で「『聖域なき関税撤廃』を前提にする限り、交渉参加に反対」とし、交渉参加の余地を残したが、県内のある自民候補は「聖域なき関税撤廃でないTPPはない。TPPには断固反対するという意味だ」と踏み込んで解釈し、有権者に訴えた】

【党が掲げた理念まで否定する言動もあった。ある民主候補の応援弁士は「福井の民主党国会議員は、北陸新幹線の着工や足羽川ダムの建設継続も決めた。『コンクリートから人へ』ではなく、『コンクリートからコンクリートへ』だ」と胸を張った】

 民主党、これでは、信は得られないでしょう。民主党議員だけではありませんが、皆、バッジをつけたいだけだということです。


▶クローズアップ現代 東京電力 瀬戸際の内部改革

NHK TV2012年12月13日(木)放送

【会社存亡の危機にある東京電力。事故を起こした組織的な要因は何だったのか。東電内部の改革チームに3か月にわたり密着。揺れる世界最大の民間電力会社の今を記録】

「今回の大きな事故を起こしてしまったことで、距離がどうかと問われれば、やはり社会との距離は大きく離れてしまった。我々が原子力事業者として、十分な組織なのか、体制ができているのか。」とは、あの松本純一の言です。

 この番組、東電も一生懸命事故をなぜ防げなかったのかと検証していますよという中身なのですが、ならばなぜ、事故当時の本店―フクイチ間で交わされたテレビ電話ビデオをすべて公開しないのかということです。プロパガンダだと思われても仕方がありません。

 しかし、原子力部門はそれほどまでに特別だったというのがわかります。

 そして、“なぜ私たちは原発を安全と言うようになったか”という中身ですが、まあ、想像の範囲内です。

【社内のほかの部署からも厳しい批判の声が上がっています。

「原子力の人たち、本当に当事者意識があるの。」

「原子力は特別だからという認識をすごくもっている。特殊だから、他からとやかく言われる筋合いないっていうこと。」】

【改革タスクフォース(原子力出身)

「(稼働率下げない)ルール通りやると、(重大事故への)安全対策の優先順位が下がる。だから、まじめに仕事すればするほど(重大事故への)安全対策は先送りになってしまう。」僕らが失敗したのは足切りできると思っていたリスクが、実は足切りできないリスクだったんだと。そこで僕らは誤った。そこは十分反省しなくちゃいけない。」】

【東京電力 原子力改革監視委員会 デイル・クライン委員長

「東電の組織は、ピラミッド構造になっていて、現場の作業員が上司に問題を指摘することが難しいのです。事故の際に、現場はできるかぎりのことをしたでしょうが、そもそも自分で判断して、適切に行動できるような仕組みにはなっていなかったのです。日本の製造業の中には、現場で問題が見つかれば工場を停止する所もあります。しかし、原発では、それができていないのです。」】

 事故発生当初からマスコミ対策で出ずっぱりだった松本純一、この番組で言っています。要は俺たちサラリーマン。上が決めてくれないとできませんというようなことを。

 しかし、こんな事故を起こしておいても、なお薄ら笑いを浮かべながら話せる神経、見上げたもんです。NHKテレビの取材、全国放送というなかでも笑みが出る──私には信じられません。このような神経を持たないと、この3万8千人もいるという東京電力のような巨大組織では出世できないのでしょう。そういう面もうかがうことができる番組です。

http://www.dailymotion.com/video/xvvus4_close-up-yy-yyyy-yyyyyyyy-2012-12-13_news#from=embediframe

▶「原子力は間違い やめるしかない」 小出裕章

東京新聞2012年12月16日付

 3.11、福島第一原発事故後に初めて小出裕章さんという方を知りました。ネットで情報を集めているなかで、小出さんお名前がたびたび出てきました。その後、本も読みました。本通信でも何度となく紹介させていただきました。

【自分がやろうとしている学問が社会の中でどういう意味を持っているのか答えるべきだというのが大学闘争の問い掛けだったと気付いた。

 自分がやろうとしている学問は原子力なわけだから、それの社会への表れ方、つまり、原子力発電がどういう意味を持っているのか答えざるを得なくなった。なぜ原発を大都会の仙台ではなく、女川という過疎地に建てるのかという答えを探し求め始めた。だが東北大工学部原子核工学科もそうですけど、原子力を推進するための教育をする場所だったので、教員は皆、原子力は良いものだという教育しかしてくれなかった。いくら聞いても、どうして仙台ではなく女川なんだということに答えられない。そうなると自分で勉強するしかないということになった。

 ちょうど当時は米国で原子力に対する科学的、専門的な問題の洗い出しが出てきた頃で、米国から入る情報を入手して勉強した。そして工学部の教員たちと論争を始め、たどり着いたのが、原子力発電には都会では引き受けることができないほどの危険を持っているが故に過疎地に押し付けるのだという結論だった。

 そう決してしまうと私としてはそんなものに人生を懸ける気はしないし、そんなものを許すこともできないと思うようになり、以降、原子力発電をやめさせなければならないという生き方をすることになった】

 1969年1月18,19日、東大安田講堂を中心とした全共闘学生と機動隊との攻防戦を大学(東北大)生協のテレビで見ていて思ったそうです。尊敬する人は田中正造。小出さんご自身もまっすぐな方と思います。そして、「無常」というものをも理解されている方だと思いました。だからこそ、「原子力は間違い やめるしかない」と。


▶原発事故:放射線計測 立ち入り禁止域、電力会社が担当

毎日新聞 2012年12月18日 東京朝刊

【従来、敷地外のモニタリングで電力会社の果たす役割は不明確だったが、一定の濃度を超えて汚染された地域・海域について、電力会社の責任をより明確にした】

【一方、立ち入り禁止区域の外側で住民が生活している地域については、地方自治体が分担する。国は、自治体の範囲を超えた空や外洋などの広域モニタリングや、立ち入り禁止区域でのモニタリングの支援を担当する。原子力規制委員会が全体の実施計画作りやデータの評価、情報提供】


▼どうでもいい話

▶首相指名は石原代表 維新が確認 「共同代表制」を検討

産経新聞 12月18日(火)7時55分配信

【両氏は17日午前、電話で会談し、橋下氏は「未経験だから取り違うことを言った」などと釈明】

 やはり、橋下クンはスネ夫君です。取り入ることに恥じらいなどありません。

▶連合会長“壊滅的敗北 再生へ結束を”

NHK TV12月17日 17時36分

【古賀会長は「きのうの選挙で民主党は壊滅的敗北ということになった。やはり3年半の間、ガバナンスやマネージメント、あるいは党の意志決定の問題などを確立しないまま政権運営を行い、それが内部抗争にどんどん発展して、分裂ともいうべき離党者が出た。そういう姿に有権者が厳しい評価を下したとみるべきだ」と述べました。 そのうえで古賀会長は「党の再生に向けては、一致結束した体制をどう作っていくかが鍵となる。われわれも提言すべきは提言していきたい」】

 と、人に説教できる立場かね。屁のツッパリにもならないロードークミアイ=レンゴーと言われるのがオチでしょう。自分たちの組合員・構成員の多くが自民党に投票したのです。えっ、民主党が悪かったから、俺たちのせいじゃないってか。歌を忘れたカナリヤは裏の藪に捨てましょか…。働く者を守ることを忘れた彼らは、「地獄への水先案内人」──これが彼らの新たな代名詞か。

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2013年は正念場。ともに脱原発までたたかおう!

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12月

「脱原発工学」の構築をと吉岡斉さん、ヤンキー政党と化した自民党と喝破する斎藤環さん

米原子力空母乗員が、東電に損害賠償請求で提訴

茂木経産相、エージェントぶりをさっそく発揮

「僕は泣いちっち」が問いかけるもの/ドイツ通信24

東電常務、汚染水は海に「戻したい」

規制委調査団、活断層と断定 東北電力東通原発

虎視眈々と狙っている、原子力マフィア・マフィアの代貸や舎弟たち

さあ、来週からは“真打ち”登場です

小出裕章さんの生き方と、東京電力サラリーマン的生き方

早速始まった、原発ゼロ政策見直し策動

安倍晋三と橋下徹は、この国をどこへ引っ張っていこうとしているのか

青森 東通原発で断層の現地調査開始

「科学的根拠を示す」のは、自分たちだろう!

敦賀原発の下に活断層と判定

敦賀原発、廃炉決定か!/投稿:今井一批判/自民改憲案批判

「みんなで決めよう『原発』国民投票」事務局長今井一氏に問う

笹子トンネル天井崩落と「無常」、そして原発

今回の総選挙は、「何を学び、どう生きていこうとするのか」を問う選挙

11月

過去の失敗も認めて抱き締める愛しさが愛国心だ/ドイツ通信22号/自民党憲法改正草案の問題点

些細なことどころか、「脱原発」は大きな争点となってきた!

橋下は、第三極の頭ではなく、「第五列」だ!

放射能拡散は「価値観」で予測するものなのか

総選挙を前に、「政党」の離合集散があわただしい

「機械と火」ではなく「生命と水」に育まれた社会へ

自分だけは大人ぶった、仙谷由人センセイ

流言飛語を振りまくデタラメ男と暴走老人

「人々は首都の官庁街に何万人規模で集まってよいことを知った」

目方で測れるのなら苦労はしない

電力など123社、安全審査で新機関

「安全規制に必要な知識が必要だが、残念ながら今(規制委には)それはない」

そう、原発は「小異」ではありません。

敦賀原発 月内にも断層調査

10万人が霞が関一体、東電前、Jパワー前などで抗議行動

今度は火事の備えができていないそうです

原発問題は政策選択の問題ではない

原子力ムラ・原子力マフィア代貸の“トンデモ集”

福島県立医大による甲状腺検査問題

「大勢の人に囲まれ、冷静に判断できない」と岡田篤正・立命館大教授

柏崎刈羽原発:燃料集合体部品変形 規制委が改善命令検討

10月

「計算条件の設定などは、規制庁がJNESに指示」した。だから丸投げではない?

「規制される立場にある電力会社からの指摘で誤りが判明」

英原発会社:買収へ、日立と東芝が名乗り

東京のガレキ焼却灰、多摩・日の出の処分場に

「活断層の定義の拡大を検討」と「原子力災害対策指針案」

その後の人生の道を選択させたものはなんなのか──島薗進さんのこと

原発の安全基準を検討するメンバー決まる

「科学者なら誰でも気づくと思うが、40年廃炉ルールの根拠はあまりない」

“極楽とんぼ”を集めて地球環境フォーラムを開いた朝日新聞

夢より希望を──性差、そしてヒトの歴史から脱原発社会を考える

大間原発:函館市長、建設凍結の要請書

10/12-13連続行動参加報告/ジャック・アタリのフクシマ論

10.13日比谷野音「さようなら原発集会」行動提起

「東大話法」の使い手はいま

他者を思うこと、他者に共感すること そして原発を考える

10.5金曜抗議行動(国会正門前)報告/ドイツ通信第21回

福島健康調査検討委「秘密会議」続報!

安倍の「深刻に反省」は選挙向けパフォーマンス/ドイツ通信第20回

今度は福島県健康調査で「秘密会議」

「2030年代に原発ゼロにすると決めたわけではない」

「今、福島では放射能の話はできない」

9月

原子力マフィア、「再稼働」

原発事故:防災対策、30キロ圏に拡大…規制委が了承

「強い日本」「日本を取り戻す」──気分先行型政治の危険性

平智之衆院議員インタビューに注目

住民に心臓病など深刻な健康被害・チェルノブイリのいま

『カネだけが人生を充足させるわけではない』──さて、どなたの言葉でしょう?

30年代原発ゼロはたんなる「目標」?

もう「科学の話」でも「エネルギーの話」でもない

「2030年代の原発ゼロ」──閣議決定見送りに

「2030年代の原発ゼロ」──でも、原発はつくります?

9.14首相官邸前、霞が関抗議行動

「維新の会」の熱狂が意味するもの

早速やってくれました、伸晃クン。

学術会議、核廃棄物処理白紙見直しを提言

相次ぐ「不祥事」と「意味なき」労働が問うもの

霞が関一体で繰り広げられる反・脱原発、原子力規制委人事案反対行動

再稼働不要裏付け 今夏消費5~11%減

全国40都道府県82か所で抗議行動

何が問われているのか。そして「何をなすべきか」

原爆を不要としたように、原発も不要と確信したのです

再稼働反対を言うことは「まぎれもない現実論」

8月

原発訴訟、安全性本格審査を 最高裁研究会で改革論

「潜水艦のようにつくってあるから大丈夫」……もうアニメの世界です

これからの社会のグランドデザインをどう描くのか

何が起きたか、何が起きているかを知ること

原子力規制委:田中氏など委員5人、閣議決定

昨日の面会は「NHK青年の主張」だったのか!

政府の「討論型世論調査(DP)」では半数が「原発ゼロ」と

「収束宣言」が出ても何も変わらない。自宅に帰ること諦めました

米NRCが原発の認可手続きを停止

オリンピックだ、史上最多のメダル獲得だなどと浮かれている間にとんでもない「合意」が

永田町の新作喜劇『近い将来』……フクシマは何も変わっていないのに

東電公開映像/規制委員会人事/ドイツ通信19

東電テレビ会議公開映像から見えるもの──アンゼンダからタイヘンダに!

東京電力、テレビ会議映像を公開

仙谷、言うに事欠いて再稼働に反対する人々を「論理の飛躍がある」だと!

原子力規制委員会よりも、原子力ムラ規制・監視・解体委員会の設置を!

マスコミ人──反省するヒト、「前から知っていた」かのように装うヒト、さまざま。

7月

米倉経団連会長、野田首相といっしょに退場してください

7.29脱原発国会大包囲行動 20万の市民が国会を包囲

<原発推進秘密会議>司会役がメール削除 隠滅の疑い

海水で腐蝕し、活断層上で揺れる原発

イチローのほうがそんなに重要か NHKニュースウォッチ9

政府事故調、報告書を提出

再稼働反対抗議行動全国に波及

不都合な事実は見ないことに。そしてここでも山下俊一が登場

「いじめは卑怯だ」と野田首相。でも、今のあなたにはそれをいう資格はありません

志賀、大飯、敦賀の下に活断層! 志賀原発 活断層なら廃炉!

脱原発集会に17万人が参加 この力で再稼働阻止!すべての原発を廃炉へ!

警視庁、歩道のみに規制、鉄柵で囲む。世界の笑いもの

野田首相を、Give up ! と言うまで追い込もう!

「社員のプライバシー保護の対策を取ったうえで公開」

おおい町・時岡町長、クラゲに自然の脅威を感じる!

鹿児島県知事選、向原さん20万票取るも勝利逃す

再び万余の市民が首相官邸前を埋め尽くし、再稼働反対を訴える

国会事故調報告書についての各紙報道

国会事故調、報告書を国会へ提出。WEBでも公表

資本は自らの墓掘り人をつくり出す──次をどう描くか

要はコストがかさむからということなのでしょう。運転する資格なし!

首相官邸前の道路を埋め尽くす20万の市民!

6月

「後始末もできないのに再稼働だなんて」そして、警報鳴り止まない大飯原発

6.22報道ステーションで古舘伊知郎の突っ込みに寺島実郎タジタジ

町長だけに謝罪すればいいのか! しかも非公開で

政府事故調、「菅氏誤解」というのだけれど なぜ伝えられなかったのかが問題なのでは?

「ハーメルンの笛吹き男」か橋下大阪市長、また吠える

「再稼働反対!」「命を守れ!」と首相官邸前に4万5千人が集結

「中途半端な教養は、無教養よりたちが悪い」──ピーサレフ

東電、「最終報告書」で開き直り。「俺たちに非はない。悪いのは菅と官邸」

本通信、発信し始めて今日で1年がたちました

大飯原発再稼働などをめぐる「トンデモ発言知事一覧」

なにが「関西の生活と産業の安定に資するため」だ

テレビが伝えない不都合な真実。6.15首相官邸前抗議行動

この国にはいったい何を学んできたのか

ならば野田首相・西川福井県知事を「原発安全確認無限責任者」に!

野田首相、原発再稼働は「人類に対する犯罪」です

精神論で語っているのは野田首相本人!

今夕、首相官邸前へ! 抗議の声を挙げよう!

再稼働 抗議のダイイン 官邸前、福島の女性ら

大飯原発、地表ずれる可能性 専門家「早急に現地調査を」

「再稼働慎重に」と民主党の117人が署名し、野田に提出

今日から都議会。石原の演説30分を傍聴してきました

「原発」都民投票 げんぱつYES/NO パレード、800名で

またバレてしまいました。5日の会議も開くことできません

<橋下市長>大飯再稼働容認で“敗北宣言”

5月

野田首相の「私の責任」ってなんだ!

「人質」を置き、官邸と「もしもし~」とやりあえれば、安全? 

国会事故調、菅前首相を叩いて、得するのは誰だ

広がる「被災者格差」。そして破壊されるコミュニティー

妄想の世界に生きる原子力マフィアたち

政策決定の透明性=「見える化」こそ最重要

核燃サイクル「秘密会議」暴露される

原発都民投票条例制定 民主部会、賛成の方針

今度は燃料コストがかかるから再稼働だと

家庭だけが節電すればよいのか

国会事故調、東電・武黒一郎フェローの奇妙な動き

み~んなウソだった! これで「集団自殺」はなくなった?

関電、再稼働したいのは電力が足らないからではないと

沖縄返還40年/ドイツ通信第15回/寄稿「住民投票と日本型ファシズムの戦い」

大飯原発再稼働をおおいまち議会が容認

「チェルノブイリのこの現状が26年後の福島ではないと誰が言い切れようか」

東京電力が提出した「総合特別事業計画」に対する3紙の評価

福井県原子力安全専門委員会、こんなものなら必要なのでしょうか

3.11前と同じメンバーでやっているということ自体が信じられません

42年ぶりに稼働原発のないときを迎えて

瀬戸内寂聴さん、「このままの日本を若者に渡せない」と

保安院:「原子力の専門能力も広報も不十分」ネットで反省

4月

班目センセイ、今ごろ言われても……。だから「デタラメ」などと言われるのです

昨年の6月から出し始めて本号で200号です

そもそも地震国に原発は無理

原発・停電恫喝と生活習慣病

「この1年間で積み重ねてきた対策と知見」?

電気事業法では廃止でも、原子炉等規制法では今も「稼働中」

・法的には、とっくにオシャカになったものを追認しただけ
・ドイツ通信11

「確信がないし、責任も取りたくない」から、「証拠は残さない」ということ

原発再稼働5人組の頭=仙谷は何を勘違いしているのか

再稼働の政府「黒幕」は仙谷由人だ!

北朝鮮ミサイルに振り回されたのではなく、振り回した日本政府

環太平洋、地震活動が活発。日本近海も無関係ではない

大飯原発──大阪府・市、再稼働8条件先送り

大丈夫と言っているのは、電力会社と原発大臣4人衆だけ

「テストに不合格なものを商品化することを私は許さない」

再稼働へ「突進」する野田政権

安全基準にまで「暫定」

「東大話法」オンパレードです!

1日遅れの「April Fool」。「日立はすべてを、地球のために」だそうです

3月

「3月11日の、あのね。」見てきました

東電という会社、何を思いあがっているのでしょう

ようやく春になりましたが……

汚染水、また海に流出、ストロンチウムも

<泊原発>5月5日停止へ 現在唯一稼働

繰り返します。原発問題は「二項対立」ではありません

幕(再稼働)は開くのか、いつ…

「安全」しか出ないサイコロでたぶらかしてきた

3月24日「再稼働を許さない さようなら原発1000万人アクション」集会とパレード

「お金が入るのならもらって、死ぬ前にいい生活がしたい」にどう応えるか

唯我独尊、傲慢それらすべてを動員しても足らない、東電会長・勝俣恒久

岸和田のお調子者・田中知東大教授へ、だんじり曳いても原発曳くな!

瓦礫処理、環境省吊り広告の怪? 空中線量が同じだから大丈夫?

要はこの世の中カネといってしまうと身もふたもない話だったということ

3.11行動 日比谷公園に1万人 国会を人の鎖で囲む!

沢田研二さん、脱原発に賛成

東北をダシにしていませんか?

“スルー”される大熊町

「政治家がダメでも官僚がしっかりしている」はずじゃなかった?2月

2月

3.11は日比谷公園中門に!

毎時、何十トンもの水、どこへ?

公文書に対する日米のポリシーや哲学の違いに愕然

アメリカ原子力規制委員会の議事録が語る原発事故の10日間

吉岡斉さんの講演録から(2)

原発稼働の住民投票、31万人署名提出…東京

吉岡斉さんの西南学院大学での講演録入手

橋下大阪市長と大阪自治労問題を考える

原発ムラの人たちの言い訳集

福島第一直下で地震も いわきと地下構造類似

東電の想定外とJAXAの想定外の事故を想定しての危機管理

2号機温度計、90度超える=東電「再臨界ない」

東京湾海底20センチ超の泥からセシウム 近畿大調査

「溶けた燃料がどこにあるか分かっていない」からこういうこと起こるんだ

5日、温度上昇、再臨界か確かめる??

【原発の不都合な真実】原発は温暖化対策に役立たない

40年超「再稼働ありえない」 敦賀、美浜の2基対象=細野担当相

橋下大阪市長の核武装発言

1月

<IAEA>安全評価審査は妥当…原発再稼働可否判断に道筋

原発住民投票 意思表示へ扉を開こう

組織として安全を目ざすために重視されるべき事項

【国民投票無力化へ】の動きが

「シカタガナイ」という「呪文」

福島第一で起きたこと

議事録がない!?

ストレス審査にOKを出した男たち

非常用電源未接続問題、東電に緊急性の認識なし

再稼働をしないとこうなるぞという恫喝

阪神大震災から今日で17年がたちました

「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」

元旦の地震でタンク水位急下

正月に福島でセシウムの降下量が増加したわけ

住民投票請求署名 大阪市、法定数大幅に超える

六ケ所村の核燃再処理工場、再開へ準備

3.11以降、日本(世界)は変わったか

今年は脱原発社会に舵を切れるか

04年に、安井正也が直接処分試算廃棄命令